有機系酸素吸収包材

無機系酸素吸収性包材というのには、ボトルやチューブ、カップやトレイといった様々な立体容器に適用することが可能だそうです。
これらのトレイはコンビニなどの温める系のお弁当の容器でよく見かけます。
無機系酸素吸収包材に対して、有機系酸素吸収性包材というものもあるそうです。

有機系酸素吸収性包材というのには、低分子化合物を利用するものと、高分子化合物を利用するものがあるようです。
低分子化合物系で代表的なものは、アスコルビン酸を使ったもので、キャップのシール材に適用されたりしているそうです。

 

その他に材料としてはカテコールやハイドロキノンなどのポリフェノール類が検討されているそうです。
高分子化合物系では、ポリアミドと遷移金属触媒の組み合わせがあるそうです。
ビール会社などは、5層PET系酸素吸収性ボトルに充填したビールを売り出しているそうです。
このボトルはMXD6ナイロンにコバルト塩の酸化触媒をブレンドした層をもっているそうです。

これは透明だそうです。

 

その他に開発されているものとしては、不飽和二重結合をもつ炭化水素系ポリマーを利用するタイプがあるそうです。
またポリエステルとブタジエン系ポリマー、コバルト塩系酸化触媒を組み合わせたタイプがあるそうです。

共押出フィルム用の酸素吸収性材料を開発しているところもあるそうですが、これは1,2ポリブタジエン、コバルト塩、光増感剤のベンゾフェノンを組み合わせた系だそうです。

エチレン系の不飽和結合をもつポリマーとEVOHを組み合わせたタイプもあるそうで、EVOHを使用することによって、炭酸ガスバリアも得られるように設計されているそうです。
これらとは別に、シクロヘキセン基をもつポリマーと遷移金属触媒の組み合わせタイプも現在検討されているそうです。

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